元
MEGADETHの
Marty Friedmanはofficialサイトの
"2004 Wrap-up!!!"というコーナーを設け、2004年を総括するインタビューを載せた。
相川七瀬との共演や
Dimebagの思い出も語っている。
Q:2004年はどんな年でした?
Marty:たくさんのことが起こった年だった。
相川七瀬とアコースティック・ショウをやったこととか。自分にとって初めてのフル・アコースティックのコンサートだったし、もともと相川七瀬の凄いファンだったから。彼女は凄いよ。曲は素晴らしいし、声はホントゴージャスだし。彼女と一緒にプレイしてるとき、俺は完全にファン・モードなんだ。
Q:
MEGADETHで
"MTV Unplugged"やりませんでしたか?
Marty:やってないよ。でも、俺たちは通常のコンサートの時に、たくさんアコースティックソングはやってたよ。あと、いくつかアコースティックのイベントなんかもやった。ブエノスアイレスでやったのも素晴らしかったな。名古屋でやったこともある。とにかく凄かったよ。でも、
相川七瀬とやったのは、2時間半の長丁場で大規模なものだったんだ。ピアノ2台とフルート、チェロ、サックス、ベース、パーカッションと俺でね。
Q:
MEGADETHの話をしましょう。彼らはこれまでのカタログを全部リミックスし直して再発しました。あなたがこれをどう思っているのか、またこれを聴いたかどうか尋ねるメールが山ほどサイトに来ていますよ。
Marty:ロックだね。
Daveは、俺の友達であり素晴らしいエンジニアでもある
Ralph Patlanと一緒にリミックスしたんだ。もちろん、俺だったらこうしたいなと思う点が少しはあるかもしれないけど、アルバムをミックスする場合、全員を満足させるようにつくるのは不可能だよ。だから自分が満足するようにやればいい。俺は彼らは本当にいい仕事をしたと思うよ。
Q:2004年は
Dimebag Darrellがなくなるという大事件がありましたが。
Marty:彼と特別親しくはなかったけど、俺たちはたくさんのツアーを一緒に回ったし、彼はいつも俺に対しても、俺が知る限りは他の誰に対してもcoolだったよ。ロック・スター的なイヤなヤツでは全然なくて、本当に正真正銘の正直なタイプのヤツだった。彼の考え出すスラングは
MEGADETHでも流行ったよ。(特に
Menzaが最初に使ってた。)俺たちはDime語を使って話してたよ、"That's cut!" とか "C-section." とかってね。俺はそれが "That's a bummer!" とか "Let's get outta here!" とかいう意味だと思ったけど違ってたかもしれない・・・彼は、本当に素晴らしいギタリストで素晴らしい人間だったよ。世の中には、たくさんの殺人鬼やレイプ犯や犯罪者が野放しになっているし、フェアでなくて馬鹿げていて意味不明のことが、
Darrellのように良い人間に対して起こっているなんて、本当に不思議でしょうがないよ。