MACHINE HEADの
Robert Flynnはバンドのofficial forumにメッセージを載せた。なんと
SLAYERを大絶賛した上、先日最もセクシーな女性と
罵っていたKerry King (
SLAYER)に詫びている。
「ごくごく最近、
SLAYERの
"Seasons in the Abyss"を聴いてみた。なんでいまさら聴いてみようと思ったのか自分でもわからない・・・いろいろあって聴く気にならなかったんだけど・・・でも、Jesus?! このレコードはとにかく素晴らしいよ。最初から最後まで完璧にクラシックで、
"Seasons in the Abyss"は究極のメタル アルバムだよ。リフ、メロディ、構成、エネルギー・・・畜生!なんて完成度だ!」
「引越ししなければならないので、ガレージの山になったいろんなモノを片付け始めたんだよ。そしたら、彼ら(
SLAYER)が連れて行ってくれた、最初の2つのツアーの記念の物が腐るほど出てきたんだ。チラシやポスター、ラミネート、写真・・・それは俺を悩ませたよ。」
「実際、本当に悩んだんだ。」
「俺はこんなこと言わないほうがいいのはわかってるけど、わかるだろ・・・ああいうクソみたいなことを言うと、人は"弱い"と考える。でもそれに関係なく、俺は彼らの音楽を楽しむのに、そういうのが影響しないように努めている。あのバンドが俺の人生の大きなパートを占めてきたし、これからもそうだろう。」
「彼らの曲をフリーモントの家の庭なんかで演奏して、ティーンエイジャーの頃を過ごしたんだ・・・オークランドのHenry J. Kaiser Centerでやったliveパフォーマンスは、俺が見た中でも最高だったと思う・・・
SLAYERのliveは他のどのバンドよりもたくさん観た。(もちろん一緒にツアーする以前にだよ。)・・・彼らは俺たちに5ヶ月半に渡る5大陸ツアーの機会を与えてくれた・・・
SLAYERは、これまでに他のどのバンドよりもこのバンドを助けてくれたし、特に
Kerry Kingが果たしてくれた役割は大きいんだ。もう二度と友人に戻れなかったとしても、俺はその事に対して一生感謝し続けるよ。」
「そういうわけで、俺は
Kerryにこれまで酷いことを言ったことをお詫びしたい。正直に言って、そもそもなんでこうなったのかすら、よくわからないんだ。俺たちが言い合った酷い事で、俺はまるで青春を失っていくような気がした。思い出や
MACHINE HEADになる前の俺という人間をも失っていくような気分になったんだ。」
「音楽業界のヘンな皮肉なところの1つなんだ・・・・自分のアイドルだった人を敵に変えるのは。」
「本当に恥ずべきことだ・・・自分が音楽業界の一部になると、音楽業界の"ビジネス"の部分が音楽の楽しみを奪う傾向にあるっていうのは。」
「そんなの馬鹿みたいだよな。」
「俺は人気コンテストのために、自分の人間性を売ったりすんのはイヤだよ。」
ソースは
ココ。
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どうしちゃったんでしょう。
でも、謝れるのって凄いことですね。